半導体不足がここまで続くとは――。誰もがそう思っているのではないだろうか。今でも毎日のように工場の稼働停止やサプライチェーンの寸断が伝えられる。自動車では、半年や1年の納車待ちすら珍しくなくなっている。それなのに改善の兆しはまだまだ見えない。

 いったいいつまで続くのか! 誰もが気になる素朴な疑問について、何か糸口を見つけることはできないだろうか。そう考えて、半導体業界の識者3人によるパネルディスカッション「テクノ大喜利ライブ:半導体不足はいつ解消するのか」を企画した。2021年10月11日からオンライン開催される「日経クロステック EXPO 2021」の会期中、10月20日(水)の17時から生放送によるライブディスカッションを配信する。

東京理科大学 大学院経営学研究科 教授 若林秀樹氏
東京理科大学 大学院経営学研究科 教授 若林秀樹氏
(写真:本人提供)
インフォーマインテリジェンス シニアコンサルティングディレクター 南川明氏
インフォーマインテリジェンス シニアコンサルティングディレクター 南川明氏
(写真:本人提供)
SEMI Japan マーケティング部 マネージャー 蓬田宏樹氏
SEMI Japan マーケティング部 マネージャー 蓬田宏樹氏
(写真:本人提供)

 半導体不足の状況は日々刻々と変わるといっても過言ではない。新型コロナウイルスの感染拡大や米中貿易摩擦の動向にも左右される。ライブ配信では、できるだけ新鮮なネタを取り上げ、専門性や立場の異なる3人が「あーでもない」「こーでもない」と放談する様子を臨場感たっぷりにお伝えする。

 タイトルにある「テクノ大喜利」は、日経クロステックで2015年から毎月更新を続けている長寿連載のコラム名から取ったものである。主にエレクトロニクス業界のトピックやトレンドをお題として、アナリストやコンサルタント、大学教授、エンジニアなどの回答者に3つの質問を投げかけ、それぞれの知見や価値観の反映した見解を横並びに掲載している。この4月には半導体不足を取り上げた。

 2021年初頭から顕在化している半導体不足の影響が、自動車向けだけでなく、スマートフォン向けなどあらゆる応用機器の生産を阻害するまでに広がっている。ユーザー間で、業界を超えた半導体の争奪戦が起きている状況だ。今回のテクノ大喜利では、市場環境の急激な変化による半導体不足に備えるための方策について議論した。(記事はこちら

 あれから半年がたち、半導体不足は小刻みな浮き沈みを繰り返しつつも、悪化している印象が拭えない。はたして3人のパネリストはどんな未来を描くのか。ちなみに3人ともテクノ大喜利の執筆経験者ではあるが、ライブは初体験。ベテランとはいえ、思わぬ発言があるかもしれない。ぜひ当日を楽しみにしていただきたい。

テクノ大喜利ライブ:半導体不足はいつ解消するのか
2021/10/20 (水) 17:00 ~ 17:40
東京理科大学大学院 経営学研究科 教授 若林 秀樹 氏
インフォーマインテリジェンス シニアコンサルティングディレクター 南川 明 氏
SEMI Japan マーケティング部 マネージャー 蓬田 宏樹 氏
<モデレーター>日経クロステック 先端技術編集委員 加藤 雅浩

 半導体不足による「ものづくりの停滞」が深刻度を増しています。特に自動車業界において、工場の減産・稼働停止が相次ぎ、家庭用エアコンなど他の製品・業界にも被害は広がっています。そこで本セッションでは「半導体不足はいつまで続くか」「これから半導体不足が深刻になる業界はどこか」「半導体不足の解消に向けてなすべきことは何か」「やがては供給過剰に反転するのか」といった観点から、今後の見通しを探ります。