「日経クロステック EXPO 2021」の10月18日は、行政のデジタル化にまつわる基調講演が2つ予定されています。1つは、デジタル庁 統括官(デジタル社会共通機能担当)である楠正憲氏の講演。デジタル庁の役割や取り組むべき課題について語ります。2つめは、日経コンピュータ 編集長の浅川直輝による「デジタル立国ニッポンへの道筋」です。

 5G/6Gに関する講演も2つ。1つは「もう悩まない、企業や自治体が5Gビジネスに取り組む勘所」です。5Gの識者2人とともに、企業や自治体が悩まずに5Gビジネスに取り組むための勘所を探ります。もう1つは、日経クロステック 編集委員の加藤雅浩が「日本の『Road to 6G』、いまどこにいるのか」と題して、6Gの最新事情を解説します。

 最新技術に関する講演「未来を拓く、Quantum Transformation ~東芝の量子技術が目指す世界とは~」もあります。東芝が20年以上にわたって取り組んできた量子技術を、東芝執行役上席常務の島田太郎氏が紹介します。

 話題の「ゼロカーボノミクス」については、日本総合研究所 フェローの井熊均氏が講演。世界を巻き込むゼロカーボン競争の現状と、日本が勝機を見いだすにはどうすればよいかを語ります。

 同じく世界中で取り組みが進む「スマートシティ」についての講演もあります。日経BPが発行した『世界デジタル・スマートシティ総覧』を基に、世界のスマートシティの新潮流を概観します。

デジタル庁発足と、国民目線のデジタルサービスの実現へ向けて(仮)
2021/10/18 (月) 11:00 ~ 11:30
デジタル庁 統括官(デジタル社会共通機能担当) 楠 正憲 氏

 9月にデジタル庁が発足しました。コロナ禍が続く中で機動的にサービスを提供していく体制、制度の機動的な改革に対応でき国と地方のシステム間の相互運用性を高める標準化の取り組み、デジタル庁自身が民間の専門人材を登庸する中で公とベンダーとの役割分担がどう変わるのか、国民目線のデジタルサービスを実現し、ひいては日本社会をデジタル化していくためにデジタル庁が取り組むべき課題について展望します。

デジタル立国ニッポンへの道筋
2021/10/18 (月) 10:00 ~ 10:30
日経コンピュータ 編集長 浅川 直輝

 コロナ禍は日本のデジタル化の遅れを露呈させた。「デジタル敗戦」とも言える状況は、一方で新たなデジタル社会をゼロから構築するチャンスでもある。本講演では、同年10月12日開催のオンラインイベント「デジタル立国ニッポン戦略会議」で語られた論点を紹介しつつ、日本が目指すべきデジタル変革への道筋を明らかにする。

もう悩まない、企業や自治体が5Gビジネスに取り組む勘所
2021/10/18 (月) 10:30 ~ 11:10
ON BOARD 代表取締役 大山 りか 氏
企 代表取締役 クロサカ タツヤ 氏
日経クロステック 副編集長 堀越 功

 国内で5G(第5世代移動通信システム)の商用化がスタートして約1年半が過ぎました。社会基盤になる5Gが気になりつつも、どのように5Gを活用したらよいのか。まだまだ悩んでいる企業や自治体が多いのが現実です。そこで、5Gを軸に企業間の共創を手掛けてきたON BOARDの大山氏と、「5Gでビジネスはどう変わるのか」(日経BP刊)の著者で5Gのコンサルティングに携わるクロサカ氏とともに、企業や自治体が悩まずに5Gビジネスへ取り組むための勘所を探ります。

日本の「Road to 6G」、いまどこにいるのか
2021/10/18 (月) 17:00 ~ 17:40
日経クロステック 編集委員 加藤 雅浩

 日本をはじめ世界各地で5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスが広がる一方で、早くも次世代となるBeyond 5G/6Gへの取り組みが始まっている。5Gのときと比べて数年早いペースだ。それでも日本は2025年開催予定の大阪・関西万博で一般デビューを目指すことから意外に時間がない。総務省「Beyond 5G推進戦略懇談会」ワーキンググループの構成員を務めた立場から6Gのいまとこれからを紹介する。

未来を拓く、Quantum Transformation
~東芝の量子技術が目指す世界とは~
2021/10/18 (月) 12:30 ~ 13:00
東芝執行役上席常務/最高デジタル責任者 東芝デジタルソリューションズ取締役社長 島田太郎氏

 東芝は、20年以上にわたり量子技術の研究を進め、実用化に向け開発を推進してきました。そして、東芝は量子技術を活用した社会変革(Quantum Transformation:QX)に向けた取り組みを開始しました。東芝の量子技術が、皆さまとの共創によって、サステナブルな世界の可能性を拓いていきます。

脱炭素を巡る国際経済競争「ゼロカーボノミクス」が始まった
2021/10/18 (月) 17:30 ~ 18:00
日本総合研究所 フェロー 井熊 均 氏

 2020年9月の中国習近平国家主席の宣言により、世界中を巻き込んだゼロカーボン競争の火蓋が切られた。これまでEUが気候変動対策の動きをけん引してきたが、ゼロカーボン市場では米中対立を軸とした競争が繰り広げられる。日本は米中に挟まれながらも、自らの強みに注力し勝機を見いだしていくことが求められる。

デジタル化、コロナ対策で変わる世界のスマートシティ
2021/10/18 (月) 17:00 ~ 17:30
日経BP総研 クリーンテックラボ 客員研究員 藤堂 安人

 IoT、ビッグデータ、AI、デジタルツインなどのデジタル技術を活用したスマートシティを構築する動きが世界で活発化している。深刻化してきた都市問題と地球温暖化問題を解決するためだ。新型コロナウイルス感染症対策でも効果を発揮しつつある。このほど発行した『世界デジタル・スマートシティ総覧』から、世界のスマートシティの新潮流を概観する。