「日経クロステック EXPO 2021」の10月19日の基調講演は4種類。10時に登壇するのが、総務省地域情報化アドバイザー(内閣官房IT総合戦略室 政府CIO補佐官)の前田みゆき氏。「自治体システム統一・標準化」の概要と今後の方向性についての解説が聞けます。

 量子コンピュータについて講演するのが、産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 総括研究主幹の川畑史郎氏。量子コンピュータの最新研究開発動向を読み解き、技術課題を明らかにします。

 続いての基調講演のテーマは「望ましい未来」。専門レポート「望ましい未来をつくる技術戦略」に基づいて、未来へのシナリオの考え方を紹介します。望ましい未来に向かうために鍵を握る技術と、そのロードマップについて考察します。

 この日最後の基調講演は、コロナ禍で一気に注目が集まった「非接触テクノロジー」がテーマです。ジャスチャー認識技術、空中結像技術など非接触を実現する各種技術のポテンシャルやトレンドを解説し、今後の方向性を展望します。

自治体システムの標準化について(仮)
2021/10/19 (火) 10:00 ~ 10:30
総務省地域情報化アドバイザー(内閣官房IT総合戦略室 政府CIO補佐官) 前田 みゆき 氏

 自治体システムは1960年以降、様々な進化を遂げてきた。その中で、様々な標準化の取り組みも行われている。これら過去の標準化の取り組みも踏まえた上で、現在進められている「自治体システム統一・標準化」の概要と今後の方向性について解説する。また、標準化を進める上でのポイントについても言及する。

量子コンピュータの国際競争激化、日本と世界の研究開発動向を読み解く
2021/10/19 (火) 12:30 ~ 13:00
産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 総括研究主幹 川畑 史郎 氏

 今、量子コンピュータに大きな期待が寄せられています。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算等のいくつかの問題を、従来型コンピュータよりも高速に解くことが可能となります。そのため、Google、Intel、IBMといった大企業やベンチャー企業が量子コンピュータの開発を行っています。本講演においては、量子コンピュータの最新研究開発動向と技術課題について解説します。

2040年はどんな社会?「望ましい未来」の見つけ方
2021/10/19 (火) 17:00 ~ 17:40
PwCコンサルティング パートナー 三治 信一朗 氏
<モデレータ>日経BP TechFindプロデューサー 河井 保博

 予測困難な未来。そのことを、我々はコロナ禍で実感した。だからこそ今、多くの企業が「未来」に向けたヒントを渇望している。本セッションでは、専門レポート「望ましい未来をつくる技術戦略」に基づいて、未来へのシナリオの考え方を紹介する。コロナ前の社会情勢や技術トレンドから想像し得る「起こり得る未来」と、そこに残る課題を乗り越えた「望ましい未来」、望ましい未来に向かうために鍵を握る技術と、そのロードマップについて考える。

潜在市場規模は数兆円、広がり続ける「非接触テック」
2021/10/19 (火) 17:00 ~ 17:40
工業市場研究所 第一事業本部 鈴木洋平氏
日経クロステック編集委員 松山貴之

 新型コロナ禍によって人々の行動様式はいや応なく「非接触」へと変化した。Web会議をはじめとするオンライン化がその代表だが、単純にオンライン化するだけでは不十分なこと、そもそもオンライン化できないこともある。そうした場面で感染症対策のために欠かせないのが「非接触テクノロジー」である。ジャスチャー認識技術、空中結像技術、操作感実感技術(ハプティクス)、テレイグジスタンス、テレプレゼンス、BMI(ブレインマシン・インタビュー)といったものだ。これらの技術と、非接触が必要になる場面を洗い出してみると、「非接触ソリューション」の市場規模は数兆円にもなる。そのポテンシャルとトレンド、今後の方向性を紹介する。