10月21日の「日経クロステック EXPO 2021」では、自動車開発に関する基調講演が2種類予定されています。1つは、マツダ 商品本部 MX-30商品主査の上藤和佳子氏による「『自然体』人を中心としたMX-30の開発」。カーボンニュートラル時代の魅力あるクルマづくりを語ります。

 もう1つは「SUBARU Labの挑む『アイサイト×AI』開発」。SUBARU(スバル)でSUBARU Lab 副所長を務める齋藤徹氏が、渋谷に構えた新たなワークスペース「SUBARU Lab」におけるAI開発の実例などを紹介します。

 後半は、2種類の注目ビジネス領域の最新事情が分かる基調講演を実施します。まずは水素ビジネスです。日経BP総合研究所 SDGsセンター 主席研究員の山口健が、水素の社会実装シナリオと、そこに生まれる水素ビジネスの可能性を解説します。

 最後は木材ビジネスに関する講演。日経BP総合研究所 上席研究員の小原隆が、脱炭素やSDGs、ESG投資などの観点から注目度が高まる木材ビジネスについて語ります。ウッドショックを経て、新たに生まれるビジネスチャンスを展望します。

「自然体」人を中心としたMX-30の開発
2021/10/21 (木) 10:00 ~ 10:30
マツダ 商品本部 MX-30商品主査 上藤 和佳子 氏

 マツダは電動化戦略のトップバッターである初の量産電気自動車「MX-30」においても、人間中心のクルマづくりのこだわりや、人そして地球に寄り添う企業姿勢を貫いている。生産領域から「MX-30」の商品主査となった上藤和佳子氏が、カーボンニュートラル時代の魅力あるクルマづくりを語る。

SUBARU Labの挑む「アイサイト×AI」開発
2021/10/21 (木) 12:30 ~ 13:00
SUBARU SUBARU Lab副所長 齋藤 徹 氏

 SUBARUは2030年に死亡交通事故ゼロを目指しており*1、その実現に向け、運転支援システム「アイサイト」にAIの判断能力を融合させることで、安全性をさらに向上させる研究開発を行っています。そのために渋谷に構えた新たなワークスペース「SUBARU Lab」におけるAI開発の実例を紹介します。
*1:SUBARU乗車中の死亡事故およびSUBARUとの衝突による歩行者・自転車等の死亡事故をゼロに

利用を拡大、社会実装フェーズに入る水素ビジネス
2021/10/21 (木) 17:00 ~ 17:30
日経BP総合研究所 SDGsセンター 主席研究員 山口 健

 あらゆるステークホルダーが認識する国際的なコミットメントになった「2050年カーボンゼロ」。その達成は、再エネの不安定性を吸収し、化石燃料用途のすべてを代替できる水素抜きには考えられない。水素は、もはや未来技術ではなく、量的拡大によって商用化を目指す時期に来た。とはいえ、水素の製造、供給、利用という3要素を一気に立ち上げることは難しい。では、どこから手を付けるのか。まず、工場のカーボンゼロ向けが先行する。並行に、地域ごとにFCモビリティの活用プロジェクトが立ち上がる。

脱炭素で注目浴びる「木材ビジネス」の展望
2021/10/21(木) 17:30 ~ 18:00
日経BP総合研究所 上席研究員 小原 隆

 森林は光合成の過程でCO2を吸収し、森林からつくり出される木材は燃やさない限り炭素を貯蔵し続ける。政府は2050年の脱炭素目標に向け、木材を最大限に活用する方針を掲げた。SDGsやESG投資などの観点からも、国内外で木材ビジネスへの期待は高まっている。ウッドショックを経て、新たに生まれるビジネスチャンスを展望する