データがビジネスの源泉となる昨今、データを保護するバックアップやリストアなどの機能が欠かせない。ヴィーム・ソフトウェアでは、データ保護の「Veeam Backup & Replication」と監視・レポートの「Veeam ONE」を統合した「Veeam Availability Suite v10A」を提供。これにより、同社が提唱するクラウド・データ・マネジメントを実現する。

 企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上で、鍵を握るのがデータだ。ビジネスを成功させるためのデータの利活用はもちろん、重要データを保護するバックアップの見直しと見える化が欠かせない。クラウドサービスやリモートワークの利用が広がる一方、データバックアップの状況も変化しているからだ。

 コロナ禍でリモートワークの導入が進み、在宅勤務ではアプリケーションやストレージなどクラウドサービスを利用するケースが増えている。社員が会社で仕事をしていたときには、社内やデータセンター、クラウドなどデータが保管される場所を把握できた。

 しかし、リモートワークが普及したことにより、情報システム部門はユーザーがどこにデータを保管しているのか把握できない状況も生まれている。その結果、最新のデータはどのクラウド上に保管されているのか、クラウドへのデータのバックアップやリストアをどうするのか、データの可用性や移行性をどう確保するのか、誰がデータを管理するのかといった様々な問題が表面化。システムを提供する情報システム部門、システムを利用するユーザーの双方にとって、データマネジメントのあり方が変化している。

 リモートワークが広がる以前から、企業ではデータの保管場所としてオンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッド環境や、複数のクラウドサービスを利用するマルチクラウド環境の利用も進んでいる。こうしたクラウド向けのデータ保護ソリューションとして、ヴィーム・ソフトウェアでは「クラウド・データ・マネジメント」を提唱する。

 クラウド・データ・マネジメントは、企業のデータ保護にどのように貢献するのか。同社シニア・システムズ・エンジニアの河西学氏に話を伺った。

ヴィーム・ソフトウェア株式会社 シニア・システムズ・エンジニア 河西 学 氏
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