5つの柱でクラウド・データ・マネジメントを推進

 ヴィーム・ソフトウェア(以下、Veeam)では、クラウド・データ・マネジメントを提唱している。これは「企業にとって必要不可欠なデータを、場所を問わずに、適切なタイミングで、適切な人々が、シンプルかつコストを掛けずに維持しながら、アクセスできることです。この考え方について情報システム部門をはじめ、経営者やユーザーの皆さんに理解してもらうことで、データを扱いやすくなります」と河西氏は話す。

 クラウド・データ・マネジメントを進める上で、大きく5つの柱がある。(1)必要なデータに対して時間と場所を問わずに適切にアクセスできる「バックアップと復元」、(2)クラウドも活用しあらゆるワークロードを保護、利活用できる「クラウドモビリティ」、(3)データマネジメントを促進する可視化と改善のための分析ができる「監視と分析」、(4)データをアセットとして利活用できる仕組みを整えることができる「オーケストレーションと自動化」、(5)セキュリティやコンプライアンス、規制に対応できる仕組みを用意できる「ガバナンスとコンプライアンス」の5つだ。

 Veeamでは、これら5つの柱に関わる企業の取り組みを情報システム部門などに聞きながら、企業が抱えるデータマネジメントの課題を洗い出している。例えばオンプレミス環境に加え、クラウドを利用する際のデータの可搬性の問題や、セキュリティ、コンプライアンスにも留意する必要があるという。そして、クラウド・データ・マネジメントの考え方に基づくデータ保護のソリューションとして、Veeamでは「Veeam Availability Suite v10A」を用意している。