バックアップを「見える化」するモニタリングとレポート

 「Veeam Availability Suite v10A」のもう1つの機能が「Veeam ONE」だ。バックアップインフラ(Veeam Backup & Replication、Veeam Agentなど)および対象となる仮想インフラ(VMware、Hyper-Vなど)の監視とインテリジェント分析、レポート機能を提供する。

 インフラ、パフォーマンス、構成の評価とレポート、コンプライアンスの監視などが行える「モニタリングと分析」、プロアクティブな問題解決により、情報システム部門がサポートに費やす時間を削減できる「インテリジェントな診断と修復」、リソースがいっぱいになる前に状況を把握できる「キャパシティプランニング」などにより、バックアップの見える化が可能になる。

Veeam Oneの操作画面
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 バックアップは「できて当たり前」と考えがちだが、ネットワークの切断やシステムの不具合など様々な要因でバックアップが取れないこともある。また、ハイブリッド環境、マルチクラウド環境などデータのバックアップ、リストア先も様々あり、きちんと動作しているか監視する必要がある。もしリストアの要求が多いようであれば、システムに問題が発生している可能性もある。

 「適切なタイミングで、適切な人々が、適切にデータへアクセスする状態を維持するためには、常にバックアップの状況を把握する必要があります。きちんとした環境でなければ、きちんとしたバックアップはできません」と河西氏は強調する。

 データバックアップの実態を把握する監視とレポートにより、バックアップに関わる負荷とコスト削減も可能になる。企業のDXに向けてデータの重要性が増す中、Veeamのデータ・クラウド・マネジメントの導入を検討したい。

ヴィーム・ソフトウェア
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