ますます高度化・多様化していくITシステム。そこで発生する課題は、標準的なコモディティサーバーのみでは解決できない。そうした中で注目されているのが、ハイパースケールデータセンター、エッジコンピューティング、AI、HPCなどに向けて先進的なサーバー・ビルディング・ブロックを提供するスーパーマイクロのハードウエアソリューションだ。

 昨今、サーバーはコモディティ化しており、サーバーを構成する技術の標準化が進み、サーバーを取り巻く市場が成熟化し、製品の質や価格の差がなくなっている。ユーザーにとっては、どのベンダーの製品を導入しても基本的な構成パーツにほとんど違いはなく、加えてベンダー間の競争によって低価格化が進んだことで、サーバーの調達は非常に楽になった。

 しかし、ますます高度化・多様化していく現在のITシステムの課題をこうしたコモディティ化した標準的構成のサーバー製品のみで解決できないのも事実だ。

 例えばスマート工場を目指したFA(ファクトリーオートメーション)分野のエッジコンピューティング、画像認識や音声認識、大量文書のマイニングを行う機械学習やディープラーニングをベースとしたAIモデル、スケーラブルなHCI(ハイパーコンバージドインフラ)などを構築する場合、標準的なコモディティサーバーのみでその要件を満たすのは困難だ。必要なパフォーマンスが得られない、膨大なリソースの無駄が生じてしまう、アプリケーションを実行する場所の環境に適用できないなどの課題が次々に顕在化し、対処すればするほど、結果的にコストも跳ね上がってしまう。

 しかし裏を返せば、コモディティ化されたサーバーだけにとらわれないハードウエアの幅広いソリューションの選択肢を持ち、それらを積極的に活用することができれば、これらの課題解決に最短距離でアプローチすることが可能となる。そこで、最先端のITシステムを最適化した形で実現するサーバーの動向を見てみよう。

スーパーマイクロでは、高度化・多様化するITシステムに対応するサーバー製品群を提供する
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