あらゆるものがデジタルでつながり、どこにいても仕事ができるニューノーマルの時代に向けて、セールスフォース・ドットコムは企業が顧客とのエンゲージメントを深めていくための新たなソリューションとして「Salesforce Anywhere」を発表した。その概要をコラボレーション、データ・AI、アジャイルな開発環境の3つの観点から読み解いていく。

 今般の新型コロナウイルスの感染拡大は、人々の生活やビジネスに大きな危機をもたらした。誰もがこれまで経験したことのない日常を生きている。しかし、いつまでも停滞しているわけにはいかない。新しい常態に適応し、ビジネスを回していくためのロードマップを展望したい。

 セールスフォース・ドットコムは、「会社の安定化」「事業の再始動」「ビジネスの成長」の3つのフェーズを定義し、各フェーズの取り組みを支えるソリューションを提供してきた。コロナ禍の影響を受けたさまざまなビジネスや組織に対して、新しい働き方やコミュニケーションを支援する「Salesforce Care」、密を避けるための社員の配置や出社人数の制限、時差出勤・社員の健康状態の管理などオフィスの新常態を再構築する「Work.com」がそれだ。

 そして、コロナ禍の先を見据えたビジネスの成長を促すためのソリューションとして新たなコンセプトとして打ち出したのが「Salesforce Anywhere」である。

 Salesforce Anywhereは「Salesforce Customer 360」をベースとし、従業員がどこからでも顧客とつながる働き方を実現するソリューション群となっている。顧客接点のデジタル化が進み、変化のスピードが加速する中で、よりパーソナライズされた顧客体験の提供を支援するのだ。これを活用することで、営業やカスタマーサービス、マーケティングなど部門を超えたメンバー同士が場所を問わずにコラボレーションできるようになる。

 では、Salesforce Anywhereとはいかなるものか、以降でさらに詳しく紹介しよう。

従業員がどこからでも顧客とつながる働き方を実現するソリューション群。それがSalesforce Anywhereだ
[画像のクリックで拡大表示]

ここから先はログインが必要です

日経クロステック EXPO 2020 への入場登録が必要です