様々な分野でIoTの利用が広がる中、「IoTの民主化」を掲げ、デジタルトランスフォーメーション(DX)の「初めの一歩」を支援するのがソラコムだ。デバイスを1つから購入できる「IoTストア」や、IoT専門家によるコンサルティング「プロフェッショナルサービス」を通じ、企業がIoT活用に踏み出しやすい環境を提供する。

 企業のDX推進の一つとして、IoTに着目する企業が増えている。IoTの適用範囲は幅広く、工場の機器や作業の可視化、遠隔監視といった従来のM2Mの使い方に加え、ワイヤレス通信を用いた位置情報の把握・活用や小売店の決済端末の回線にもIoTが利用されている。

 IoTを活用する業種も多岐にわたる。製造業やサービス業などに加え、農業や漁業、畜産など今までIoTが行き届いていなかった第1次産業にも導入が広がっている。さらにコロナ禍の中で、現場作業に代わる遠隔からの監視・メンテナンスなど、IoTのニーズは高まる一方だ。

 IoTのシステムは大別すると、デバイスなどの「モノ」、インターネットやモバイルなどの「ネットワーク」、データ活用の基盤となる「クラウド」の3つのテクノロジーから構成される。そのためIoTシステムの構築には広範な専門知識が要求され、「IoTはテクノロジーの総合格闘技」とも呼ばれる。IoTを活用したビジネスのイノベーションやDXへの意欲やアイデアはあっても、実現には人材を含め多くのリソースが必要となるのが実情だ。

 またIoTシステムのアプリケーションは幅広く、構築にかかわる部門も様々だ。業務システムを熟知する情報システム部門や、現場で機器の開発やメンテンナスを行う開発・保守部門、DXを推進する経営企画などの部門が対応することもある。社内の様々な部門に加え、社外のシステム開発企業などを含め、IoTプロジェクトを取りまとめながら成功に導く体制づくりも必要になる。

 こうしたIoTシステム導入に高いハードルがある現状にあって、「初めの一歩」を踏み出しやすくなるサービスを提供しているのがソラコムだ。IoTシステム構築にどう取り組めばいいのか、どんな支援策があるのか、ソラコムの伊佐政隆氏と須田桂伍氏に話を聞いた。

(写真左)株式会社ソラコム ビジネスプロダクトマネージャー 伊佐 政隆 氏 (写真右)株式会社ソラコム プロフェッショナルサービスコンサルタント 須田 桂伍 氏
[画像のクリックで拡大表示]

ここから先はログインが必要です

日経クロステック EXPO 2020 への入場登録が必要です