IoTシステムの開発支援「コンサルティングサービス」

 IoT活用を支援する、もう1つのサービスが「SORACOM プロフェッショナルサービス」だ。「当社のサービスとパートナーエコシステムを活用し、企業のIoT活用を支援します」とソラコムの須田氏は話す。ソラコムサービスの効果的な活用とシステムへの導入を支援する「サービス活用支援」、アーキテクチャ設計やプロトタイピングを通じた設計開発を支援する「IoTシステム設計開発支援」、技術的な課題やタスクを整理し、企業のプロジェクト推進を支援する「プロジェクト推進支援」と、トータルでIoTプロジェクトの促進を支援する。

 その具体的な支援方法として、コンサルティングとワークショップを用意している。コンサルティングでは、ソラコムのIoT専門家が企業のプロジェクトに参画し、「要件整理から実装まで技術的なコンサルティングを通じ、IoTシステム開発のスムーズな立ち上げを支援します」と須田氏は説明する。また、ワークショップは特定の技術トピックに絞り、短期間でプロトタイプの実装と評価を行うという。

 プロフェッショナルサービスを利用して、IoTシステムのビジネス利用を進める企業もある。日本瓦斯では約1年をかけて、要件整理からデバイス展開まで行っている。自社開発したIoTのガス検針メーターを顧客に設置し、LPガスボンベのタイムリーな交換を可能にした。

 また、UCCグループ企業ではカプセル式のコーヒーサービスにIoTシステムを活用。通信プラットフォームはソラコム、センサーなどのハードウエアとクラウドアプリケーションはパートナーが開発するなど、「パートナーのエコシステムにより、IoT活用を促進する事例は少なくありません」と須田氏は強調する。エコシステムを構築する申請パートナーは実に630社を超えており、パートナーの多さも同社の強みだ。 DXの第一歩は、IoTによる現場の見える化から始まる。そのためには基本的なレシピとデバイスをセットに考えることが重要だ。そして最終的には、顧客自身がIoTを運用していけるまでを「IoTの民主化」では目指している。IoT活用に向け、「IoTストア」と「プロフェッショナルサービス」の活用を検討したい。

要件整理からプロジェクト立ち上げ、開発立ち上げ、本格開発/運用まで支援する「コンサルティングサービス」
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SORACOM IoTストア
https://soracom.jp/products/
SORACOM IoT DIY レシピ
https://soracom.jp/iot-recipes/
SORACOMプロフェッショナルサービス
https://soracom.jp/professional_services/

ソラコム URL https://soracom.jp/
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