SQL ServerをAzureに移行する3つのメリット

 SQL ServerをAzureに移行するメリットは、「Azureハイブリッド特典(AHB)」「Azure Reserved VM Reserved Instance/Reserved Capacity」、3年間のセキュリティプログラムの延長提供、の3つだ。

 1つ目のAzureハイブリッド特典(AHB)では、既存もしくは新規でソフトウエアシュアランス(SA)がある場合、Windows/SQL Serverライセンスで、低コストでAzure仮想マシンを利用できる。例えば、Windows Server利用の場合、SAユーザーは既存のライセンスを使って、Azure上のWindows Server VMのコストを最大55%、Azure予約仮想マシン(RI)との併用で最大80%節減することができる。また新たにライセンスとSAを購入し、AHBを利用して、Windows ServerをAzureに移行した場合、AHBでは4カ月以上の利用で新たにライセンスとSA購入の方がコストは安くなり、AHBと3年のRI契約では3カ月以上でコストが安くなる。

 一方、SQL Server向けAHBとSQL Server移行の第1の選択肢がAzure SQLマネージドインスタンスだ。SQL Serverとほぼ100%の互換性を持つメーカー純正のPaaSで、クラウド移行の敷居を下げ、運用負荷を低減する。SAを持っているユーザーは既存のライセンスを使って、Azure SQLマネージドインスタンスのコストを最大78%下げて利用することが可能になる。

 またSQL Server向けAHBの利用で、オンプレミスライセンスをマネージドインスタンスコアへと柔軟に変換ができる。IaaSへの移行では1個のStandardライセンスコアで1個の汎用コア、1個のEnterpriseでは1個のビジネスクリティカルコアだ。それに対して、PaaSでは1個のEnterpriseライセンスコアに対して、4個の汎用コアに変換が可能になる。