エンタープライズITはオンプレミス(プライベートクラウド)とパブリッククラウドの両方の環境を必要としている。この要求に応え、ベアメタルインスタンスで動作するNutanix HCIプラットフォームを提供するのが「Nutanix Clusters」だ。AWSに続き、間もなくAzureに対応したサービスもリリース予定となっている。

 今さら説明するまでもないが、パブリッククラウドを活用することで多くのメリットを得ることができる。ビジネスの変化にあわせて必要なITリソースを動的に追加・削除することができ、料金は使った分だけの支払いですむ。インフラストラクチャーが定期的にアップデートされ、いつも最新のテクノロジーを利用できるといったものだ。

 とはいえ、パブリッククラウドがすべてのユースケースで最適解となるわけではない。コンプライアンスの観点からデータの置き場所を把握し、常に自社のコントロール下で運用しなければならないエンタープライズアプリケーションもある。

 そうした中で登場し、多くの企業から注目されているのが「Nutanix Clusters」をベースとしたハイブリッド/マルチクラウドの活用方法だ。

 Nutanixは、外付け共有ストレージを使用することなくサーバーだけでスケーラブルな仮想化環境を構築するHCI(ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャー)で知られているが、このプラットフォームをパブリッククラウドのベアメタルインスタンス上でも動作するようにしたものがNutanix Clustersだ。要するにプライベートクラウドとパブリッククラウドの間をシームレスにまたいでPrismによる統合・一元管理ができるHCIクラスタが、Nutanix Clustersによって実現されたのである。

 2020年8月にAmazon Web Services(AWS)に対応した「Nutanix Clusters on AWS」が登場。さらに近日中にMicrosoft Azureに対応した「Nutanix Clusters on Azure」もリリースされる予定となっている。

 このNutanix Clustersの具体的な特徴を、ニュータニックス・ジャパンの島崎聡史氏に聞いた。

Nutanix Clustersにより、プライベートクラウドとパブリッククラウドの間をシームレスに統合・一元管理ができる
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