オンプレミスで利用していたライセンスをそのまま持ち込める

 クラウド環境に構築したサイロをマネージドサービスとして又貸しする他社の類似サービスと異なり、自社が利用中のクラウド環境内にNutanix HCIを展開するNutanix Clustersなら、ほかにも多くのメリットを享受できる。

 オンプレミスとパブリッククラウドをまたいだ「ライセンスモビリティ」もその1つだ。これは、もともとオンプレミスで利用するために購入したNutanixソフトウエアのライセンスを、そのままパブリッククラウドに持ち込んで利用できるというものだ。「Nutanix Clusters on AWSだけでなく、間もなくリリース予定のNutanix Clusters on Azureや、その後に対応が進むパブリッククラウドについても同様です。これによりお客様はNutanix HCIのプラットフォームを自由に選択しつつ、多重投資を回避することができます」と島崎氏は訴求する。

 さらにNutanix Clustersなら、ハイバネート&レジュームによるきめ細かな利用が可能な点も大きな魅力となっている。マネージドサービスとして提供される他社の類似サービスでは、HCIクラスタを一時停止できず常に3ノード以上を稼働させた状態にしておく必要があり、最低でも月額数百万円の課金が継続されることになる。これに対してNutanix Clustersは、必要のなくなったHCIクラスタを停止することができる。

 「Nutanix Clusters on AWSについていえば、Amazon EC2のベアメタルインスタンスで保存していたデータをAmazon S3に退避することで、EC2を解放(ハイバネート)することが可能となります。もちろん再びHCIクラスタが必要になった際には、すぐにS3からデータを復旧(レジューム)して再開することができます」と島崎氏は説明する。

 こうしてNutanix Clustersは、一時休止中のHCIクラスタのインスタンスおよびストレージコストを最小限に抑えることができるのである。