Kubernetesの複雑性を隠蔽するマネージドサービス

 Karbon Platform Servicesを利用することで、次のようなメリットを得ることができる。まずは豊富なマネージドサービス群の活用だ。「このPaaSを利用することでKubernetesの複雑性を隠蔽し、シンプルでステートフルなコンテナ型アプリケーションから複雑なWebスケールアプリケーションまで、幅広いクラウドネイティブアプリケーションの迅速な開発と展開が可能となります」と内田氏は訴求する。

 なお、Karbon Platform ServicesにはマネージドKubernetes(K8s-aaS)、Containers-as-a-Service(CaaS)、サーバーレスファンクション、機械学習モデル、メッセージバス、Ingress、サーバーメッシュ、可観測性、セキュリティサービスなどをサポートする機能が含まれている。

 次にSaaSベースのマルチクラウド運用の実現である。「運用担当者はSaaSベースのインフラストラクチャーおよびライフサイクルマネージャーを活用することで、基盤となるクラウドの種別を問わず運用を簡素化し、アプリケーション、データ、セキュリティーのライフサイクルを一元管理することが可能となります」と内田氏は語る。

 さらに開発者も豊富なプラットフォームサービス群を活用すれば、アプリケーションのコードを一度記述するだけで、SaaSベースのアプリケーション・ライフサイクルマネージャーを通じてマルチクラウド環境に一括展開することができる。

 そしてもう1つ取り上げておきたいのが、複数のクラウドをまたいだデータモビリティーとハイブリッドアプリケーションの管理である。Karbon Platform Servicesによる透過的かつWANに最適化されたデータパイプラインならびに拡張可能なデータインタフェースがこれを実現しているのだ。この機能を活用することで企業は、ワークロードやデータの特性に応じて最適なクラウドサービスを選択し、システムに取り入れていくことが可能となる。