ゼロトラストにも対応するGoogle Workspaceのセキュリティ

 クラウド上にあらゆる情報を集めて仕事をするには、セキュリティが重要になる。サイバー攻撃の手口も巧妙になり、ユーザーもデバイスも信用できないことを前提にセキュリティ対策を講じる「ゼロトラスト」が注目されている。

 「ゼロトラストの考え方を含め、世界中のユーザーに利用されるGmailで培ったセキュリティ技術や認証方法など、グーグルの高度なセキュリティを評価してGoogle Workspaceを導入する企業は少なくありません」と小林氏は述べる。

 例えば、AIの機械学習モデルを活用して攻撃の予兆を把握するほか、迷惑メールのフィルタリングやフィッシングの早期検出などを行っている。また、ユーザー認証や属性に応じたアクセス制御など様々な要素を組み合わせ、正しいユーザーのみアクセスを許可するなど、クラウド型の認証および認可によるゼロトラストに基づき、分散型ネットワークの利便性と安全性の両立を図っている。

キャプション:アプリケーションのアクセス制御「コンテキストアウェア アクセス」もGoogle Workspaceの高度なセキュリティを支える技術の1つ
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 こうしたセキュリティなどの特徴を評価し、Google Workspaceを業務に活用する企業は多い。例えば、建築用プロダクツを扱うYKK-APでは、Google Workspaceを活用してコロナ禍でのテレワークに対応。刻一刻と変わる状況に合わせて社内の情報発信をGoogle サイトで実施したり、都市封鎖されたシンガポールでは、社内に保存されていた業務に必須のデータをGoogle Drive を活用し僅かな期間でオンライン化に対応するなど、様々な環境変化に迅速に対応している。今後、ゼロトラストネットワークなどインフラのクラウド対応を進めるとともに、社内情報のオープン化を加速していくという。

 また、食品の老舗ハナマルキでは国内各拠点を結ぶビデオ会議や、海外工場とのビデオ会議やチャットなどを用いて情報共有を進め、製品の品質向上などに役立てている。

 今後、新たな働き方として、クラウドを活用した分散型ワークスタイルが広がることは間違いなく、Google Workspaceのサービス展開が注目される。

グーグル・クラウド・ジャパン
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