IT部門が本当に大変になるのは、Windows 10 の運用フェーズ

 Windows 7 のサポート終了が目前に迫ってきた。残された時間は3か月余りだ。ユーザー企業ではWindows 10 への移行が喫緊の課題となっている。

 そしてWindows 10 移行後には半年に一度、1回当たり3~7GBの更新プログラムがリリースされるFeature Update(以下FU)にも対応していかなければならない。ネットワーク帯域の確保や過去のマスターイメージの管理、各PCのアップデートの管理といった運用を継続的に回していく必要がある。

 しかし現状では、ユーザー企業の多くがWindows 10 への移行作業を終わらせることに手一杯で、移行後の運用の大変さにまで十分に目を向けることができていないというのが実情のようだ。

 それを象徴するような出来事が、2018年10月2日に発生した。FUでリリースされたWindows 10 Ver.1809にアップデートした瞬間、一部の企業においてエンドユーザーがPCに保存していたデータが消失してしまったのだ。このFUは10月6日に配信が停止され、11月13日に配信が再開された。原因は更新プログラムのバグだと推定される。

 ユーザー企業では“今後も更新プログラムによる不具合が発生する可能性が皆無ではない”ということを念頭に置いた上で、FUという大型アップデートに対応していく必要がある。Windows 10 環境で本当に大変になのは、実は移行後の運用フェーズに入ってからなのだ。Windows 10 への移行は、運用開始後の負荷増大が最大の敵だと言える。

 その際の作業負荷を大幅に低減してくれる1つの解決策がある。クライアントPC内のデータをPC本体から切り離し、さらにPCを運用管理してくれる外部サービスを利用して、FU対応時のリスクと負荷を減らす方法だ。

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