活用広がるサブスクリプション型サービス、その落とし穴は

 月額定額料金で様々なサービスを利用できるサブスクリプション型サービスが人気だ。音楽の聞き放題、動画の見放題のサービスや、カーシェアリングの使い放題、レストランでの食べ放題といったサービスまでもが登場。自分好みのライフスタイルを楽しむユーザーの支持を集めている。

 この「サブスク」はクラウドの普及とともに企業にも広がっている。オフィスツール、ファイル共有から基幹系業務をカバーするものまで多彩なサービスがそろいつつある。必要に応じて柔軟に利用/停止が可能なことや、ユーザーの増減に応じた課金に対応しているといった点が評価され、企業のIT利活用の選択肢の1つとなっている。

 だが、活用が広がるにつれ課題も浮上している。それが、情報システム部門(情シス部門)のあずかり知らぬところで業務部門が勝手に契約・利用する「シャドーIT」だ。これが機密情報の漏えいリスク増大、コストの不可視化といった問題の温床になっている。

 もちろん、現場の業務に必須のサービスを、危険だからと全面禁止することは現実的ではない。今、情シス部門が考えるべきは、「手続きが簡単」「初期コストが低い」といったサブスクのメリットはそのままに、ビジネスリスクをコントロールする手法や仕組みだ。これが確立できれば、サブスクサービスの活用を心置きなく推進できる組織体制が出来上がる。ひいては、それがユーザー部門から「頼られる」情シス部門になるために欠かせないことといえるだろう。

 そのために必要なアプローチとは、どのようなものなのか。次ページ以降で紹介する。

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