戦略的にマーケティングに取り組むことが不可欠な時代に

 モノや情報が世にあふれ、消費者の購買・消費スタイルも大きく変遷する中、経営に直結する重要な企業活動として、マーケティングの重要性は増しており、もはや必要不可欠な時代に突入しているとも言える。

 では、実際にどれくらいの企業がマーケティング部門を設置し、十分な人や予算を割けているのか――。

 今回、「日経×TECH Active」、および新規開拓や見込み顧客の創出などの自動化を支援するMA(マーケティングオートメーション)ツールの開発・販売を手掛けるSATORIでは約300名のビジネスパーソンを対象に、マーケティングに対する課題を調査。すると、マーケティングの実態として、必要性を認識しつつも、満足に施策が行えていないことが浮き彫りになったのである。

 下記の図のように、「マーケティング部門(類似部門を含む)がない、または2人以下」という回答が約4割を占める。また、マーケティング施策を推進する上での課題として8割強もの人が挙げたのは、「人手不足」と「予算不足」だ。

 近年の働き方改革推進の動きなどを受け、MA活用といったデジタルマーケティングへの注目度も増しているものの、ツールの進化に対し既存の人員リソースではスキルが追いついていないという企業も多いだろう。マーケティングの成果や投資対効果の評価が難しく、予算や人員を割くにも後回しになりがちという実情もあるようだ。

 だが、リソースが乏しい少人数体制ながら、会社全体を巻き込み、マーケティング活動で成果を出すべく奮闘している企業も存在する。

 店舗販促サポートを広く展開するクラブネッツだ。実際にマーケティング業務を担当する同社法人企画本部 法人企画サポート兼経営戦略室 次長の舘野勉氏、同課長の並木円香氏に、導入の経緯から具体的な施策まで話を聞いた。

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マーケティング部門の構成に対する問いに「マーケティング部門(類似部門を含む)がない、または2人以下」が約4割。その理由や障壁となる課題として「人手不足」「予算不足」を挙げる回答が圧倒的多数を占めた。

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