増え続けるサービス/アプリの「使いこなし」が課題に

 DXの重要性が叫ばれるようになって久しい。一方、多様なサービスやツールが登場する中では、それらを思うように使いこなせない従業員も増えており、それが生産性を高められない一因になっている。この状況に対し、チャットツール上での「対話」を軸とした新たなアプローチを提案しているのがコンシェルジュだ。狙いや提供できる価値について、同社の太田 匠吾氏に聞いた。

業務のデジタライゼーションが加速しています。一方、様々なサービスやアプリケーションが登場する中で、現場には新たな課題も生まれているようです。企業の現状について、教えてください。

太田氏 特に大手のお客様を中心に浮き彫りになってきたのが、システムの「使いこなし」に関する課題です。次々に導入されるクラウドサービスやアプリケーションを使いこなすには相応のリテラシーが求められますが、それをすべての従業員が備えているとは限りません。システムを導入しても、「さあ使ってください」と渡すだけでは、取り残される従業員が少なからず出てしまうでしょう。IT資産のムダが発生していたり、社員のポテンシャルを引き出し切れていなかったりする企業は多いと思います。

株式会社コンシェルジュ
代表取締役CEO
太田 匠吾氏

ITリテラシーの問題を解消し、「使いこなし」を図るには、どのようなアプローチが必要なのでしょうか。

太田氏 研修やトレーニングで従業員を教育する方法もありますが、多くの時間やお金がかかるため、あまり現実的ではありません。そこで当社が提唱しているのが、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として、現在多くの企業で導入が進んでいる「ビジネスチャットツール」を活用することです。

 「Slack」や「Microsoft Teams」といったチャットツールは、やりとりのリアルタイム性、情報の公開性といった点で、メールとは異なる特性を持っています。実際、チャットツールを活用することで意思決定のスピード化、コミュニケーションコストの軽減を実感している企業は多いでしょう。

 当社は、このチャットツールによる「対話」を、これまでとは違う目的で活用することで、システムの使いこなしの課題を解決できると考えています。

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