データ量が急増する中、サーバー選定に新たな潮流

 一強時代が続くサーバーCPU市場に異変が起きている。変化の原動力は、進化を続けるAMDのサーバーCPU「AMD EPYC™(エピック)」だ。その圧倒的な性能とコストパフォーマンスを高く評価し、Meta(旧Facebook)だけでなく、Amazon、Google、Microsoft、IBM、ORACLE、Twitterなど、世界10社のハイパースケーラーと呼ばれる、クラウドデータセンターを運営する企業が採用。サーバー選定において、EPYCという新たな潮流の勢いが増している。

 2021年Q1におけるAMDのデータセンター向け売上成長率は86%という驚異的な数字だ。一方、多くの一般企業ではCPUをあまり意識せずにサーバーを採用しているのが現状といえるだろう。しかし、膨大なデータの活用が今後の企業成長に欠かせない中、クラウド、オンプレミスを問わず、これからはサーバーCPUのパフォーマンスがより求められる。CPU性能の差が、DX推進や企業競争力に大きく影響するからだ。

 例えば、AMDが公表しているデータによると、仮想デスクトップを構築する場合、国内市場で大きなシェアを占める他社CPU製品の搭載サーバーに比べ、AMD EPYC搭載サーバーは1台あたり倍以上の仮想マシンを動かせるため、消費電力を半減できる。また性能検証において、EPYC 75F3 CPU×1台が、先述のCPU×2台に勝利した。さらに、AMD EPYCとInstinct搭載のスーパーコンピュータが、富岳を超えて世界1位に躍り出た。

 AMDの強さの秘密を紐解く1本の動画が好評だ。製造業No.1 YouTuberものづくり太郎氏のチャンネルにおいて、同氏による俯瞰した解説はわかりやすく、かつ興味深い。今回は、動画内容からトピックスを紹介する。ビッグデータ処理のニーズに応えるCPUの技術革新。企業の情報システム部門の関心も高まっている技術について、詳しく解説する。

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