VMwareユーザーにとって仮想化基盤の見直しが急務に

 ビジネスを支える基盤として、重要な役割を果たし続けている仮想化基盤。コンテナ技術を活用したクラウドネイティブ環境など、新たな選択肢が登場する中でもオンプレミスで仮想マシンを運用するシステム基盤は適材適所で使われ続けていくだろう。

 その仮想化基盤に今、転換期が訪れている。きっかけになったのが、2023年11月に行われたブロードコムによるヴイエムウェア買収だ。製品提供形態に多くの変更が入り、それがユーザー企業に大きなインパクトをもたらしている。

 また直近でも、あるニュースが世間を騒がせた。2024年7月に、仮想化ソフトウエア「VMware ESXi」の管理者権限の不正取得を可能にする脆弱性が、マイクロソフトの専門家チームによって発見されたのだ。もちろん、既にセキュリティーアップデートがリリースされているが、最近はVMware ESXiを狙うランサムウエア攻撃も登場しており、セキュリティー面に不安を感じるユーザーは増えているようだ。

 こうした中、自社の仮想化基盤を改めて見直す企業・組織が増えている。中長期的な視座でビジネスを支え得る仮想化基盤の姿とは、果たしてどのようなものなのか。日本マイクロソフト、日本ヒューレット・パッカード(HPE)、SB C&Sの専門家3人が、それぞれの見解を語り合った。

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