クルマの概念を変える「AFEELA」が登場
未来を先取りするソニー・ホンダモビリティのバッテリーEV車「AFEELA(アフィーラ)」の先行オーダー受付が、いよいよカウントダウンに入った。2025年初頭に米国で先行オーダー、同後半に正式オーダーの受付を開始し、2026年春より米国市場を皮切りに米国、日本でのデリバリーを開始する。快適性や安全性、ドライビングといったクルマの基本性能はもちろん、AD(自動運転)やADAS(先進運転支援システム)などの多様な機能を実装し、従来のクルマの概念を超える新しい価値を提供する。
中でも注目するべきは、販売後も継続的なソフトウエア・アップデートで機能が追加・強化されていくSDV(Software Defined Vehicle)である点だ。これによりカーオーナーは、未来にわたり進化し続けるクルマ体験を享受できるようになる。
開発を手掛けるソニー・ホンダモビリティは、ソニーグループと本田技研工業が2022年9月に設立した企業である。多様なパートナーとのエコシステムを形成しているが、SDVのカギを握るモノとヒトとの接続、データのロギング・分析などを支える部分に、グローバルなクラウドサービスであるアマゾン ウェブ サービス(AWS)を採用している。
また両社は、先行オーダー受付に先駆けて、米国でAFEELAの展示イベントも開催した(写真)。走行試乗はできないものの、実際に乗り心地や機能の一部を体験できるとあって、会場には多くの人が詰めかけた。

米国シアトルのアマゾン本社で2024年9月9日~9月14日に開催されたイベントの様子。AFEELAのプロトタイプに試乗して、車室内空間を体験することができた
進化し続けるモビリティによって、ソニー・ホンダモビリティが目指すものは。また、AWSのクラウドテクノロジーはそこにどのような価値をもたらすのか。産業界全体にインパクトをもたらすAFEELAの開発プロジェクトについて、両社のキーパーソンに話を聞いた。