企業を取り巻くサイバー攻撃のリスクが増大する中、業務PCを安全かつ効率的に管理することが求められています。そこで注目されているのが「ソブリンDaaS(Desktop as a Service)」という新しいアプローチです。「ソブリン」とは、重要なデータや運用権限を海外に渡さず、国内の統制下でコントロールできる状態を指します。これにより、外部からの脅威に強く、信頼性の高いクライアント環境の構築が可能になります。
本セミナーでは、このソブリンDaaSに焦点を当てて、その考え方や仕組み、セキュリティ効果までを掘り下げて説明します。基調講演では、クライアント環境を狙ったランサムウェアやVPNへのサイバー攻撃など最新のセキュリティ動向を日本ハッカー協会代表理事の杉浦隆幸氏が徹底解説。続くセッションでは、デスクトップ環境はどう変わるのかを探るとともに、ソブリンDaaSの最新ソリューションを紹介します。ゼロトラストや最新の脅威への対応、効率的な運用といった実践的なポイントにもご注目ください。
エンドユーザーにとっては、デスクトップ環境としての使い勝手や性能も気になるところ。特別講演では、Web連載やYouTubeで活躍されるビジネス書作家・戸田 覚氏が最新のソブリンDaaSを実際に試した視点から辛口レビューします。本セミナーを通じて、サイバーリスクを軽減しながら業務効率と安心を両立するためのヒントをつかんでいただければ幸いです。
プログラム
基調講演
クライアントPCはこう突破される
——ランサムウェア被害を招く端末の弱点と防御策
日本ハッカー協会
代表理事
杉浦 隆幸 氏
ランサムウェアや重大インシデントの起点となるクライアントPCに着目。実際の事例を基に、狙われやすい端末の特徴、被害拡大の要因、有効だったはずの対策を実務目線で解説します。
オープニング講演
デスクトップ環境の進化:DaaSへのグローバルトレンドと新たなスタンダード
Oracle Corporation
VP, OCI Secure Desktops
Renato Ribeiro 氏
デスクトップ環境は、リモートワークの拡大や高度化するサイバー脅威を背景に、企業のセキュリティ戦略の最前線へと急速に進化しています。本セッションでは、従来のエンドポイント管理の限界を示し、データを一元化し保護するクラウドファーストモデルを紹介します。また、OCI Secure Desktopsを用いて、政府・防衛・医療といった高セキュリティ分野で実績のあるセキュリティ重視のVDIを解説します。最後に、富士通とオラクルが共同開発したFJDaaS-Aについて、日本の課題に対応したソブリンかつセキュアなDaaSとして紹介します。
ソリューション講演
なぜ今「ソブリンDaaS」なのか、その理由と特徴、セキュリティ効果を徹底解説
富士通
マネージドインフラサービス事業本部
デジタルサービスマネジメント事業部
プレミアムサービス部シニアマネージャー
小林 義昌 氏
富士通
マネージドインフラサービス事業本部
デジタルサービスマネジメント事業部
プレミアムサービス部マネージャー
加藤 修宏 氏
地政学リスクや域外法制、巧妙化するサイバー攻撃により、IT基盤には「止めない・守る」だけでなく、後から説明できる統制と責任ある運用が求められています。本講演では、富士通のソブリン戦略を背景に、ソブリンDaaS「FJDaaS-A」の特徴とセキュリティ効果を解説。具体的な導入事例を交え、今なぜ”ソブリンDaaS”が選ばれるのかを紐解きます。