少子高齢化、人口減少が進行する中で、労働力の確保に頭を悩ませる企業は少なくない。小売業では人材の確保に向けた労働環境の整備の一環で、年末年始の営業を短縮したり、コンビニエンスストア各社が24時間営業の見直しを検討するようになっている。
しかし、従業員の生産性が変わらないまま労働時間だけが減ってしまうと企業活動は成り立たない。つまり、世の中の流れとして働き方改革が叫ばれ労働時間を短縮する必要があるのであれば、経営としては時間当たりの生産性を高める施策を実施していく必要があるだろう。
こうした流れで生産性を高めるツールを導入する企業が増えているようだが、必ずしも満足のいく結果になっているわけではないようだ。その理由はいくつかあるが、そもそもUIなどツールの使い勝手が良くない、作業の標準値がわからないのでどの程度まで生産性が高まればよいのか判定できない、といった声をよく耳にする。
この点について、生産性向上ソリューションの提供を開始するパナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社の横路敦博氏は次のように語る。
「企業の競争力には“表”と“裏”があります。“表の競争力”は、顧客に見える部分に関係するもの。例えば、サービスの内容や価格です。一方、“裏の競争力”は、顧客には直接見えない部分――小売業では、バックヤードのオペレーション、製造業や物流業界では生産性を上げたり、納期を短くしたりすることに当たります。そして、企業競争力を高めていくためには、“表”と“裏”両方の競争力をバランスよく向上させることが重要なのです。今回ご提供するサービスは100年にわたってモノづくりと向き合ってきたパナソニックの技術力とノウハウを凝縮したものです。現場実態の計測と見える化、作業の標準値の算出といった基礎作りから、データに基づく提案まで一気通貫でご用意いたしました。これは、弊社なりに現場の最適化のために試行錯誤してきた結果ともいえる自信のサービスです」

今後ますます混迷を極めるビジネス環境を勝ち抜くためには、近年インダストリー4.0やDXといった用語で注目の集まる“裏の競争力”を高めていくことが必要不可欠。
今回のサービスももともとはパナソニックの製造現場の改善を行うために開発されたもので、自社が持つ技術とノウハウを投入し、製造業はもちろん、流通業界や小売業の現場が直面する様々な課題の解決に貢献するものだという。
“表”だけでなく“裏の競争力”も高め、より強い組織でビジネス環境を勝ち抜くためのヒントにしていただきたい。