多くの企業が働き方改革に取り組んでいる。一方で、近年BCPの重要性が改めて注目されており、さまざまなリスクに向けた対策がとられている。両者に共通して求められるのが、働き方の柔軟性。とりわけ実用性の高いテレワークの環境を整備しておくことが不可欠となる。
テレワーク会議に求められる3つの条件
テレワークに必要なインフラとはどのようなものだろうか。まずは、社内システムにリモートで安全にアクセスできる環境が必要だ。また、ビジネスチャットやメールなどテキストによるコミュニケーションツールも必須。しかし、それだけでは足りない。
テキストコミュニケーションはタイムラグが生じるため、ブレーンストーミングのような、相手の発言に触発されて新しいアイデアが浮かぶという現象は起きにくい。また、言葉だけでは相手の真意もつかみにくい。「了解」と言っているが実は不快に思っているのではないか、といった疑心暗鬼も生じやすい。そのような誤解を生まないために、文面を推敲(すいこう)するだけで時間もかかるし気も使う。
やはりリモートであっても、リアルタイムで顔を合わせたテレビ会議や打ち合わせは必須なのだ。

1対1の打ち合わせならPC同士をつなげばいいが、会議でよくあるのは、本社などの主要拠点に何人かがいて、そこに対して他の拠点や自宅などからアクセスするスタイルだろう。その際、主要拠点側の環境が重要となってくる。それでは、テレワークの会議や打ち合わせを円滑に進める条件とはどのようなものなのだろうか。