テレワークでも営業業務を効率的に遂行できるか

 新型コロナウイルスの災禍が続く中、政府の緊急事態宣言解除後にテレワークを取りやめた企業は少なくない。東京商工リサーチが7月14日に発表したアンケート調査結果では、「テレワークを実施したが、現在は取りやめた」企業が26.7%にも上ったという。不慣れなテレワークを実施したことにより、コミュニケーションや情報共有がうまく図れずに業務の停滞を招き、売上の減少につながったというのが、テレワークを取りやめた大方の理由だろう。

 現在は、今後いつ再び大規模な感染が発生するともわからない状況だ。職場内クラスターが発生し行政から出社を控えてほしいという要請が出されてもおかしくないのが今の状況だ。事業を継続させるためにも、テレワークを実施しないといった悠長なことは言っていられない。テレワークによって業務効率が悪化したのであれば一刻も早くそれを改め、テレワークでも滞りなく業務を継続できるようにすることが喫緊の課題だ。

 とりわけ急がなければならないのが、営業部門の業務プロセスを改善する取り組みだ。オフィスに席を並べて仕事をしているのとは違い、テレワークでは社内コミュニケーションが図りにくい。営業マネージャーが各担当者の業務進捗を事細かに把握し、的確に指示することも難しい。こうした業務効率を低下させる要因を排除すべく業務プロセスを見直すのである。

 テレワークでも営業の業務を停滞させないようにするには、SFAなどのシステムを導入することが一般的だ。しかしどの製品でもよいわけではない。テレワークでは営業活動を取り巻く状況がいつ変わるか分からない。それに応じて業務プロセスを自在に変更できなければ、導入しても効果は得られない。

 では、テレワーク実施時においても営業業務を効率化するには、どのようなSFAが必要なのであろうか。ここでは効果的なSFAの導入・活用によって営業部門のテレワークを成功させたA社の事例を紹介する。

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