肥大化した商用DBの運用工数とコストがビジネスを阻害する

 「データドリブン経営」が多くの日本企業のミッションとなっている。膨大なデータを分析・活用することで、得た知見や洞察をビジネスに生かす。そのため重要度を増しているのが、企業のデータベース(DB)戦略だ。どんなデータを、どこに保管し、どのように処理・活用するか――。最適なDB環境とはどうあるべきで、それをどのように構築すべきか――。これが正しく定められていなければ、データドリブン経営は実現できない。

 ポイントになるのが、クラウドの活用である。

 これまでは、Oracle DatabaseやSQL Serverに代表される「商用DB」が長く企業DBの中核を担ってきた。ところが、この商用DBはライセンス維持のために多くのコストが必要になる。ライセンス体系も複雑で、かつ頻繁に変更が行われるなど、管理が難しい側面が存在する。

 また、そもそも企業内のデータが爆発的に増加している現在、オンプレミスのDBでは適切なリソースプランニングが困難な上、導入費用も運用工数も肥大する。必要なとき、必要な容量を迅速に確保できなければ、データ活用において他社の後塵を拝することになるだろう。

 多様なクラウドサービスが充実した今こそ、DBのクラウド移行を実行すべきだ。これにより、コスト・運用負荷を削減し、柔軟で俊敏なデータ活用を支える、次世代型のDB環境を構築する。それにはどのようなアプローチが必要なのか。求められるDB戦略のポイントについて、次ページ以降で見ていこう。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。