この半年で大きく変化した「働く場所」の捉え方

 一連の自粛や緊急事態宣言の後も企業のビジネスは大きな制約を受け続けている。中でも大きな影響を受けているのが、オフィスをはじめとする「場所」を中心とした働き方ではないだろうか。 出社できない、過密を避けなければならないという状況は、 従来の働き方を根本から揺るがしている。

 しかし、こうした事態や変化をものともせず、即座に新しい働き方に移行して、事業を継続し続けている企業もある。その1社がSIerのクオリカだ。

 同社はコマツの全額出資で設立された「小松ソフトウェア開発株式会社」を前身とする企業。2000年に株式会社東洋情報システム(現在のTIS株式会社)の傘下となり、現在はTISインテックグループの一員として、製造業や流通・サービス業を中心とした多くの顧客企業に対し、長年密着して培ってきた業務知識やノウハウを生かしたサービスを提供している。

 では、クオリカは、どうしてスムーズに全社的な在宅勤務への移行を実現できたのか。背景には、同社がもともと考えてきた「人」と「デバイス」「場所」をひも付けないということ、そして、それを具現化するためのVDI(Virtual Desktop Infrastructure)の活用がある。以下では、それらを解説していく。

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