様々な要件が求められる基幹システムの移行プロジェクト
ビジネスの成長や変化に伴い、基幹システムが処理能力の限界を迎えてしまう。このような問題に直面する企業は少なくない。その一方で、DXを推進するため基幹システムの見直しを迫られる企業も増えてきた。「2025年の崖」を目前に控え、DX時代に求められる拡張性や柔軟性の確保が難しいシステム基盤を、根本から見直すべきだと考えているIT担当者は多いのではないだろうか。
このような基幹システム基盤の見直しを行い、大きな成功を収めているのがネクステージだ。同社は名古屋市に本社を置く新車・中古車の販売会社。2013年7月にマザーズへと上場した後、2014年9月に東証一部へと変更、さらに同年12月には名証一部への上場も果たした。その後も急速な勢いで成長を続けており、2030年までに売上高1兆円、営業利益700億円の達成を目指している。
この成長を支え続ける基幹システムには、当然ながら様々な要件が求められる。高い「パフォーマンス」に、事業拡大に対し柔軟に対応できる「スケーラビリティ」、高い「可用性」だ。さらに、「運用負荷の軽減」と「トータルコスト抑制」も重要な課題だった。ネクステージはこれらすべてを兼ね備えた基幹システム基盤を構築。さらにコスト抑制では、DBサーバーのチューニングが重要な貢献を果たしているという。
それでは具体的に、どのような構成の基盤へと移行したのか。また高いパフォーマンスを実現しながらどのようにコスト抑制を行ったのか。ネクステージでこのプロジェクトを推進したキーパーソンに話を聞いた。