データの価値を引き出してDXを加速するために

 DX(デジタルトランスフォーメーション)のための重要なリソースであるデータ。DXとはデータドリブンな企業に向けた変革ともとらえられる。

 従って企業におけるデータの重要性は、これまで以上に高まっているが、多くの企業のデータ環境は、いまだ様々な課題を抱えている。具体的には、AIや機械学習などのテクノロジーが普及したことで扱うデータの量が急増。またIoTの活用やクラウドサービスの利用拡大によってデータの発生場所、蓄積場所も多様化している。これらによって、データ環境は複雑かつ大規模化し、企業のタイムリーなデータ活用を困難にしている上、その維持や管理には多くの負担がかかるようになっている。

 例えば、ある種類のデータはオンプレミスのストレージにあるが、別の種類のデータはクラウドにある。必要に応じて、それぞれ異なる場所にデータを取りに行かなくてはならない。また、大規模化、複雑化したオンプレミスのストレージは運用管理に多大な手間がかかる。そこで、クラウドを使ったのだが、データ管理の自由度は大幅に低下した。両方の中間のような使い勝手のシステム、サービスが望ましいといった、ストレージに関する課題を聞く機会は多い。

 このような状況を打破するためには、データプラットフォームのあり方自体を、抜本的に変えていくことが肝要だ。具体的には、Edge-to-Cloudでシームレスなデータ管理を実現すると同時に、膨大なデータを人の勘や経験に頼ることなく最適に配置できるような環境を目指す必要がある。

 次ページでは、データから新たな価値を生み出すための最適なデータインフラの具体的な要件から、実際の製品選びまでを考察する――。

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