デジタル映像の先端を担う総合映像プロダクション
デジタル・フロンティアは日本トップレベルのクオリティと制作体制を誇るデジタル映像/CG制作プロダクションだ。映画、ゲーム、テレビ、ストリーミング配信など数多くのジャンルの作品を手掛け、独自の映像表現によって、世界中の人々に驚きと感動を与え続けている。
近年では細田守監督の「竜とそばかすの姫」のCG制作、Netflixで配信されたSFスリラードラマ「今際の国のアリス」のVFX制作を担当。2021年3月にはNetflixと複数年・複数作品にわたって制作協力する業務委託契約を締結し、Netflixオリジナル作品でVFXなどの映像制作リソースを提供している。

株式会社デジタル・フロンティア
システム室 室長
倉地 忠彦氏
システム室 室長
倉地 忠彦氏
こうした制作を支えるのが同社のシステム室だ。「セキュリティを担保しながら、現場のクリエイターがやりたいことを最大限に行える環境を用意することが我々の仕事です」とデジタル・フロンティアの倉地 忠彦氏は話す。
同社では従来、CGをはじめとするデジタル映像制作データの保存先として、10TB~30TBほどの容量を持つファイルサーバーを複数台組み合わせて使っていた。しかし1つのプロジェクトで生成されるデータが複数のサーバーに分散してしまうケースが多く、レンダリング処理などで負荷が集中すると、同じサーバー内のデータにほかの作業者がアクセスしづらくなったり、パフォーマンスが落ちるなど、生産性を損なう状況が生じていた。
「空き容量と処理性能を確保するため、進行管理担当者が、いらなくなったデータはその都度消すよう、日常的に指示を出していました。こうした作業はクリエイターに余計な手間と負担をかけてしまう。これも悩みの種でした」と倉地氏は振り返る。こうした課題を同社ではどう解決したのか。