ネットワーク機器の増加にどう対応するべきか

 中堅・中小企業のIT活用が進む一方で、意外と見過ごされがちなのがネットワーク管理の問題だ。DXやIoTといったデジタルビジネスの拡大とともに、そこで利用する機器やIoTデバイスなどを収容するスイッチや無線AP(アクセスポイント)などのネットワーク機器も増え続けている。

 管理対象となるネットワーク機器が増加すれば、手間のかかる設定作業やトラブル対応、リモート拠点への移動など、IT管理者の業務負荷は重くなり、コストもかさんでくる。また、シャドーITと同様に、IT管理者が知らないうちにリモート拠点に無線APを勝手に設置してしまい、管理されていない無線AP経由でサイバー攻撃を受けるといったセキュリティリスクもある。

 さらに、複数の無線APを導入している流通・小売業、飲食店や医療・介護施設などでは、ネットワーク機器の安定稼働のみならず、アクセスする利用者の利便性を高めるといったデジタルビジネスの取り組みも求められる。

 こうしたネットワークのトラブルやセキュリティなどの状況把握や機器の設定・運用のために、ネットワーク管理ツールの導入を検討しているところもあるかもしれない。しかし、多くのネットワーク管理ツールは高度なスキルが求められ、ネットワークに精通した専門家でなければ十分に活用し切れないのが実情だ。中堅・中小企業では、専任のネットワーク管理者がおらず、IT管理者が兼任していることも多い。結果として、ネットワーク機器の管理は、外部のベンダーやインテグレータに任せっきり、というところも少なくないだろう。

 DX推進の陰に隠れたネットワーク管理の問題をどう解決すればよいのか。その1つの答えが、中堅・中小企業に適したクラウド型ネットワーク統合管理ソリューションである。実際に導入して効果をあげている事例を含め、次ページ以降で解説していく。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。