OEMが競争優位性を獲得するための重要なカギになる

 企業が自社の知的財産をより広く市場に訴求する上で、OEM(Original Equipment Manufacturer)は重要なビジネスの選択肢となる。

 IT領域でOEMというと、例えばソフトウエアベンダーが、自社ソリューションを稼働させるサーバーの供給をハードウエアメーカーから受け、アプライアンス製品としてリリースする形態などが想起される。セキュリティアプライアンス製品などはその典型といえるだろう。

 一方、今日ではOT領域の産業機器メーカーなどの間でもOEMソリューションの活用が進んでいる。元来、それらのメーカーではハードウエアからソフトウエアまでの開発・製造を垂直統合型で行うのが主だった。しかし現在は、より水平分業的なビジネスモデルが一般化。ITベンダーが開発・提供するサーバーを装置内に組み込んでデータ処理を実現したり、装置の横にサーバーを置くセット型ソリューションとして顧客に提供したりするスタイルが普及している。

 背景にあるのは、グローバルで激化する市場競争だ。市場への製品投入における「Time to Market」の短縮が、競合差別化の重要な要因になっている。同時に、急速に進化する最新のデジタル技術をタイムリーに取り込む上でも、“餅は餅屋”のアプローチによる選択と集中は必然といえるだろう。

 そんな中、多くの国内産業機器メーカーがOEMパートナーに選んでいるのが日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)だ。HPEが選ばれる理由と、そこから見えてくる「OEMパートナー選定のポイント」を紹介する。

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