この数年、IT投資の中心だったコロナ対応のための環境整備からITインフラの環境・強化にシフトし、投資を増やす企業が目立つようになった。サーバOSのサポート終了期限が迫っていることも、この動きに拍車をかけている。

 VMware vSphere 6.5/6.7の通常サポートは2022年10月15日に、Windows Server 2012の延長サポートは2023年10月10日に、それぞれ終了予定。サポートが終了すれば、当然セキュリティリスクは急増する。しかもトラブル発生時の対応に時間を有する可能性があるため、何かしらの策を講じなければならない。そうなると、Windows Serverであればハードウエアごと入れ替えるのが一般的。最新バージョンにアップデート可能なVMware vSphereについても、システム構成・環境によってはそれが不可能なケースも存在する。そうなれば、やはりハードウエアのリプレースが必要になるというわけだ。

 しかし、ITインフラを強化、あるいはIT機器のリプレースを行いたくても、現在、半導体をはじめとする部材の供給不足により、ハードウエアの調達が難しい状況が続いているのは、ご存知の通り。

 必要な時に必要なハードウエアが手に入らない――多くの企業にとって、まったく頭の痛いこの問題、一体どう解消すればよいのだろうか?

 そんな疑問に対する答えとなり得るのが、HCI(ハイパー・コンバージド・インフラ)製品「2ノードvSAN」の導入だ。

 そもそもサーバ、ストレージ、ネットワークが統合されているHCI自体が、従来型の仮想化基盤に比べると、ストレージとSANスイッチを不要とするシンプルな構成が特徴である。それ故、導入や運用・管理の手間を削減でき、IT管理者の負担やコストの削減に寄与することが、導入メリットとして知られる。

 ただ、導入を検討したことのある企業の中には、コストやスケール観があわず、導入を見送ったというケースも少なくない。その点、2ノードvSANは、従来のHCIよりも小さなハードウエア構成で運用可能なので、そのような経験をもつ企業にもおすすめできるものになっている。

 それでは、なぜ2ノードvSANが以上のような課題を解決できるのか? その理由を探っていこう。

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