組織や従業員を守る「PC操作ログ収集ツール」
誰が、いつ、どのアプリケーションを開き、どのファイルに、どのような操作をしたか――。そういった情報を逐一取得して保存するのが「PC操作ログ収集ツール」だ。
端末の電源オン/オフから始まり、起動したアプリケーション、アクセスしたWebサイトや社内ファイル、メールの送受信(宛先や添付ファイル)、USBメモリーなどの外部デバイス利用などの様々な操作情報を時刻とともに記録するサービスである。
PC操作ログ収集ツールを導入する目的は主に3つある。1つ目が、セキュリティーインシデントが発生したときの原因究明だ。ログを解析することで、マルウエアがどういった経路から侵入したか、といった原因の一端を調べることができる。
2つ目が内部不正や誤操作の防止または抑止である。重要なファイルがアクセスされた時点で検知できれば、例えばUSBメモリーを介した外部持ち出しや、メールの誤添付を未然に防ぐことができるだろう。
3つ目が働き過ぎの防止だ。電源のオン/オフやアプリケーションを操作した記録から実際に働いた時間を把握、残業時間の超過を抑制するメッセージ通知を活用することで、リモートワークも含め適切な労務管理につなげられる。
「PC操作ログ収集ツールは、従業員の行動を監視するネガティブなイメージで捉えられがちですが、組織や従業員を守るツールとして捉えるべきです」と説明するのは、PC操作ログ収集ツールを提供するクオリティソフトの小林博之氏だ。

小林 博之 氏
クオリティソフト 執行役員 仙台支社 支社長 商品企画 部長
コンプライアンスやサイバーセキュリティーの観点からも、情報管理においては多面的な対策を講じておくことが望ましい。その手段の一つであるPC操作ログ収集ツールについて、具体的なソリューションと活用方法の一端を紹介しよう。