海外の企業や顧客とやり取りすることは、今や日常茶飯事だ。ビジネスでなくても、日々の情報収集の中でも、海外の情報に触れる機会は多い。

 日本人ビジネスパーソンの大きなハードルとなってきたのが、外国語の問題だ。新聞記事やニュースを読むくらいならまだ良いが、ビジネス上での意思疎通となると、精度の高い翻訳が求められる。また、世界に流通している最新情報や専門情報の多くが英語で書かれているため、日本語の情報だけではグローバルなビジネスができない。

 社内に専門の翻訳部門を持つ企業も少なくないが、人手による翻訳では時間とコストがかかるし、処理量にも限界がある。タイムリーな翻訳が難しいうえに、日々のメールまでとなると、現実的ではない。

 そこで、いま注目を集めているのが、クラウドベースの自動翻訳サービスだ。AIが導入され、翻訳の精度とスピードが格段に向上した。注目を集め出した最大のきっかけは、ビジネスでの使用に耐える高いセキュリティが確保されたことだ。日本語のPDFやPowerPointのファイルを丸ごとスピーディーに翻訳でき、導入しやすい。悩むより試してみようと考える企業が増えている。

 日本航空電子工業も、クラウドAI翻訳サービスで業務効率を飛躍的に向上させた。同社の事例を中心に、クラウドAI翻訳サービスの特徴や使い勝手についてリポートする。

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