企業がDXを推進する上で、可用性やセキュリティーを伴うデータ連携は欠かすことができない。データ連携の強力なプラットフォームとして多くの企業に採用されているソリューションが、データ・アプリケーションの「ACMS Apex」だ。その特徴や強みについて、同社執行役員 コンサルティング本部長の高田哲也氏に、日経BP総合研究所 上席研究員の渡辺享靖が聞いた。
企業が抱えるデータ連携の課題に応えるソリューション
DXは単に業務をデジタル化するにとどまらず、ビジネスのあり方そのものを変えつつある。その中でも重要な役割を果たすのがデータだ。商取引における受発注、顧客情報、社内基幹システムなど、あらゆる場面でデータのやり取りは必須だが、一方で必ずしもデータ連携がスムーズにはいかないという課題も起きている。
課題を細かく数え上げればきりがないが、データ・アプリケーションでコンサルティング業務を統括する高田哲也氏は、データ連携を阻害する要因は大きく3つに整理できると説明する。
「1つ目は、部門ごとに個別最適のシステムを独自構築している場合があり、部門間におけるデータ連携の接続方法やフォーマットが統一されていないケース。2つ目は、クラウドリフトが進む中、様々な事情で残さざるを得ないオンプレミスとのデータ連携が必要なケース。そして3つ目は、これまでシステム間のデータ連携を複数ツールの組み合わせやスクラッチ開発でしのいできたため、運用やジョブ管理が複雑になってしまっているケースです」(高田氏)


例えば、データフォーマットが統一されていなかったり文字コードが異なっていたりする場合、まずは共通で使えるデータに変換する必要がある。また、連携ツールを使って個別に対応している場合は、新規のインターフェースを追加したときに複数のツールを設定したり、新たなツールを追加したりする必要に迫られるといったこともあるだろう。
「データ連携には、社外を対象としたEDI(電子データを使った企業間商取引)と社内を対象としたEAI(企業内の複数システムを統合連携させる仕組み)がありますが、この両者をシームレスにつなぐというニーズもあります。また、データを安定的に活用するには、可用性やセキュリティー、信頼性といった面に目を配ることも重要です」(高田氏)
このような企業の課題に応えるソリューションとしてデータ・アプリケーションが提供しているのが、データ連携基盤「ACMS Apex」だ。その詳細を次ページで見ていこう。
