ビジネス環境の変化が加速し、先行き不透明な状態が続いている。最初のビジネス計画に合わせてITインフラをサイジングしても、システム構築後に起こるニーズの変化により、見直しを迫られるケースも多発している。

 また、AIのようなサイジング自体が難しいものも増えている。生成AIを使って業務効率の向上を図る企業が増えているが、新たに作るAIシステムは、いったい何人の従業員が使うだろうか。100人が使うのと1000人が使うのでは、当然、システムの規模が違ってくる。初めての試みだけに、見積りが難しい。

 従量課金制のクラウドサービスを選ぶという判断もあるが、利用するデータの秘匿性を勘案し、万が一のことを考えてクラウドは避け、オンプレミスで構築したいと考える企業は少なくない。

 サーバーダウンを避けるため、ピーク時に合わせてサイジングすると、通常時はサーバーが余ってしまう。別の用途に使えればよいが、そうでない場合は余計な電力とスペースを要し、慢性的なコスト増となる。逆に、足りない場合は追加する必要があるが、サーバー単位で増やす必要があるため、「帯に短し、襷に長し」の状態になることが多い。

 もっと柔軟にシステムを構築する方法はないだろうか。

 その期待に応える、画期的なシステムが登場した。エフサステクノロジーズの「PRIMERGY CDI(Composable Disaggregated Infrastructure)」だ。サーバーを構成するCPU、メモリー、ストレージ、I/Oデバイスなどを共有可能な状態で個別に管理し、ニーズごとに柔軟に組み合わせて多彩なサーバーを構築する。時間帯によって構成を切り換えることも可能だ。次ページで詳しく解説する。

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