乱立したストレージ/データがAI利活用を阻害する
DXがあらゆる企業の命題になっている。レガシーシステムからの脱却や、業務プロセスをエンドツーエンドでデジタル化するといった取り組みを進める日本企業は多いだろう。
ただ一方で、その進展状況はグローバルに大きく遅れている。欧米をはじめとする海外の企業は、目下の主眼をAI/機械学習などの活用に置いている。ベースになるシステム基盤や業務プロセスの整備は既に済んでおり、「いかにして競争優位性やビジネスの実利を生むか」がフォーカスポイントになっているのだ。
このような状況を見据えたとき、日本企業がまず見直しを進めるべきなのが、ビジネスの土台を支える「ストレージ」である。
これまで日本企業では全社的かつ長期的な戦略を描くことなくストレージ環境を構築、運用してきた感がある。それにより、ストレージが部門・業務ごとに個別最適化、サイロ化された状態であることが多い。この状態では、AI/機械学習の大前提になるデータを思うように扱うことができない。ビジネスで発生するあらゆるデータを集約・可視化し、業務・部門横断型で利活用できるストレージ環境を整備することが、DXをもう一歩先へ進めるためのステップになるのである。
このようなAI時代の要請に応えるため、日本ヒューレット・パッカードはブロックストレージの製品ラインアップを再編・強化した。データの保存・管理、高度な利活用からバックアップ、セキュリティー性能まで、次ページでその実力のほどを検証する。