建設業のチャンスを拡大しリスクを回避する業務アプリとしてのBI活用
利益と労働力の確保は、建設業の死活問題だ。しかし、問題の本質は根深い。改正労働基準法適用、物価上昇への対応、技能労働者の減少、労働生産性における課題など、複雑な要素が絡み合っているからだ。1つ1つの課題を解決し、いかに旺盛な建設需要に応えていくか。答えは“現場”にある。
DXに積極的に取り組む竹中工務店は、建設現場の見える化にも力を注ぐ。ポイントは、日々変化する現場状況のリアルタイムな把握だ。データに基づき、意思決定のスピードを高め、迅速なアクションにつなげていく。チャンスを拡大しリスクを回避するために、竹中工務店はウイングアークの“業務アプリなBI”「MotionBoard」を導入した。
MotionBoardと他のBIとの決定的な違いは、データを入力できるということ。社内にあるシステムの実績値と、MotionBoardで入力する計画値を掛け合わせるメリットは大きい。リアルタイム性とともに、さまざまな角度から分析することで意思決定を支援する。
現場の見える化により、利益と人材マネジメントを実践する建設DX。竹中工務店は実践の中で4つのポイントを見出した。建設DXにおけるダッシュボード活用の真髄について、竹中工務店の郷門 輝雄氏に聞いた。

郷門 輝雄 氏
株式会社竹中工務店 デジタル室 ビジネスアプリケーション2グループ長