コンテナ基盤として注目されるIBM Power Systems

 DX(デジタル変革)実現のためには、ユーザーが求めるサービスをアジャイルに提供していく必要があり、ますますアプリケーション開発者の生産性向上、アプリケーションのリリーススピード向上、DevOpsの実践が重要となってくる。それらの課題を解決する手法として期待されているのがコンテナ技術の活用である。

 アプリケーションの実行環境をパッケージ化したコンテナの強みはいくつかある。高速に起動できること、リソースを効率的に利用できること、そして稼働するためのプラットフォームを選ばないことなどだ。OSと切り離されたコンテナはどのプラットフォームにも移すことができる。

 コンテナ化への流れは加速している。IDCの調査によれば、2020年現在でコンテナ化を導入している企業は全体の32.8%に達し、導入済みの企業では稼働しているアプリケーションの31.2%がコンテナ上で稼働しているという。

 しかし、問題はこのコンテナをどんなプラットフォームで稼働させるかだ。コンテナ化することで、ビジネスロジックとシステムが稼働する基盤に対する要件、つまり機能要件と非機能要件を分けて考えることができるようになったが、非機能要件はインフラが持つ能力に大きく依存することになる。今後基幹システムがコンテナ化されていくことを考えると、非機能要件への要求はますます厳しくなるだろう。

 このコンテナ基盤として改めて注目されているのが、IBM Power Systems(以下、Power Systems)である。日本IBMのシステム事業本部 ソリューション事業部 Power Systems テクニカル・セールス コンサルティングITスペシャリストの釘井 睦和氏は「コンテナ基盤としてPower Systemsが注目されている理由は大きく分けて2つあります。優れたパフォーマンスと拡張性によってサーバー台数を抑えることができるコスト面での優位性と、重要なシステムを安心して稼働させることができる優れた可用性と堅牢性にあります」と話す。

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