資料の紹介
Microchip TechnologyのCPUコアを集積したSoC FPGAと低消費電力FPGAは、不揮発性のフラッシュメモリをベースとするFPGAであるため、大手FPGAメーカーのSRAMベースのFPGAと違い消費電力が小さい。しかも集積規模もそれほど大きくはない。ロジックエレメント数で言えば1000~50万個という程度だ。用途別に民生用の携帯機器から工業用、軍事用までさまざまな製品をそろえている。
本資料は、4入力LUT(ルックアップテーブル)のロジックエレメントが481K個集積したPolarFire FPGAをはじめ、Arm Cortex-M1/M3内蔵のSmartFusionシリーズなどの製品について解説している。例えば最大24レーンで12.7GbpsのPCIeトランシーバ機能を集積したPolarFireは、セキュリティ機能が充実しており、防衛や産業、通信インフラなどの市場に向く。
Microchip Technologyはこうしたさまざまな市場向けの製品を、効率よく設計するためのLibero SoC設計ツールやSmartDebugツール、各種ハードウエア開発キットやFPGA評価キットなどもそろえている。さらにイメージングやモータ制御などのソリューションや、各種のIPなどもそろえており、信頼性の高いシステムを設計できる。本資料はFPGA製品だけでなく、これらの設計支援ツールについても解説している。