資料の紹介

 電子機器に誤動作や機能低下を起こさせるノイズ。とりわけ人の命に関わる自動車部品においては、徹底した対策が求められる。同時に自動車業界は進化するテクノロジーや環境規制強化など変革も急激で、迅速な新製品開発に対する要請も強まっている。

 そのネックとなるものの一つが、電磁両立性(EMC)の検証で不合格となってしまうことだ。現在の標準的な設計プロセスでは、電磁妨害(EMI)/EMCの測定は設計後期のプロトタイプ開発後に行われる。そのため、ここで問題が見つかると市場投入時期の大幅な遅れや、最悪の場合プロジェクトの中止にもつながりかねず、大きな機会損失となってしまう。

 そこで今求められているのが、開発の初期段階でEMI/EMCのパフォーマンスを分析・監視する方法だ。本特集では、このような課題を解決する方法を紹介している。EMI/EMC測定をシミュレーションする方法や具体的なソリューション、そこで利用されている主要技術、実測の計測との比較、具体的な実験結果など、エンジニアが知りたい情報を詳細に説明。EMI/EMCシミュレーションを検討する企業にぜひ参考にしてほしい。