資料の紹介

 消費者の行動が「モノ消費」から「コト消費」へとシフトする中で、自動車業界にも大きな変化が起きている。ビジネスの主戦場が機能や品質を重視するハードウエアの時代から、ソフトウエアの力も加わった価値や体験の時代へと移行しつつある。モノとしての自動車を売って終わりではなく、販売後もOTA(Over The Air)によってソフトウエアを追加、更新し、自動車の価値、体験といったコトを実現する「ソフトウエア・ディファインド・ビークル(SDV:Software Defined Vehicle)」が主流になっているのもその証左だ。

 このSDVを支えるのが「車載Ethernet」だ。従来の車載ネットワークより大容量の通信が可能となり、IT技術との親和性も高い。市場にはすでにこれを実現する様々な機器が現れている。旧来の自動車メーカー、新規参入の企業を問わず、新たな時代に向けて何をどのように採用すべきか。まずはその最新の実態を知る必要があろう。

 本特集では、車載Ethernetのデバイスやツール環境、通信プロトコルに関する情報を提供している。初心者にも分かりやすい解説とともに、車載Ethernetを実現する製品の具体的な事例などを紹介する。ぜひチェックしてほしい。