資料の紹介

 製造業にもDXの波が押し寄せる。「VUCA」と呼ばれる将来の予測が困難な時代。刻々と変わる状況への迅速かつ柔軟な対応が必要だ。IoTやAIなど技術の活用はもちろんのこと、今後はカーボンニュートラルやサステナビリティなど社会を意識したデジタル変革が求められよう。

 製造現場のデジタル化で忘れてはならないのが、商取引だ。膨大な受発注業務は未だに多くが紙ベースでやり取りされているが、煩雑なアナログ作業はコストを圧迫するばかりか、人為的ミスにつながり、管理面でも不安が残る。そこで注目されているのが「EDI(企業間電子商取引)」だ。経済産業省の「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」でも、製造業を含むすべての分野で商取引の電子化が一斉に増加していることが明らかになった。

 すなわち、製造業のDXを加速させるために、現場の受発注におけるEDIは有力な手段となる。最近では、従来型とは異なるサーバや特別な回線が不要なWEB-EDIが台頭しており、企業の大小を問わず導入が進んでいる。本特集では、製造業に特化した受発注システムを取り上げるとともに、下請事業者とのEDI取引の留意点についても解説。導入の要件と注意事項を把握するには格好の内容だ。