資料の紹介

 品質検査は生産技術の要だ。複雑な部品形状や表面仕上げの状態をすばやく計測し評価する業務は、熟練工の技術と経験に頼る部分が大きい。しかし、少子高齢化の影響で労働人口が減少する中、専門能力を有する熟練者の確保が難しくなっている。

 そこで、多くの企業が計測・試験工程の自動化を進めている。しかし、部品の3Dデータを正確に管理し、検査工程を十分な精度で自動化するには、やはり相応のノウハウとプログラミングスキルが必要になり、時間もかかる。この面の生産性が上がらないことに悩む企業は多い。

 本特集では、計測・試験の工程を効果的に自動化する方法について解説する。計測・試験の生産性向上を阻む課題を「複雑さ」「スピード」「労働力」の3つの観点から整理し、それぞれに対するベストプラクティスとその効果を明らかする。各課題の解決に適した技術の選択から、新世代の3Dスキャン三次元測定機や協働ロボットの活用、システムインテグレーターとの連携など、計測・試験の自動化ソリューションの勘どころを紹介する。