「サステナビリティ」がDXの主要テーマの1つに

 企業に対する顧客・株主の評価基準が変化している。その1つが「サステナビリティ」だ。製品・サービスを提供する企業が、自然環境や産業の持続性を考慮しているか。このことが商品の購入や投資を行う際の重要な指針になっている。サステナビリティへの取り組みが不十分な企業は今後、市場の評価が下がっていくだろう。企業価値向上を図る上で、サステナビリティは“必須科目”となっている。

 企業が市場で選ばれ続けるためには、サステナビリティをビジネスに実装することが欠かせない。単発の社会貢献/CSR活動を行うレベルではなく、本業に組み込むことで収益につなぐ。これにより、サステナビリティの取り組み自体を持続可能なものにするのである。本業に深くかかわるという意味で、サステナビリティはDXの主要テーマの1つに位置付けることもできるだろう。

 とはいえ、一口にサステナビリティといってもその内容は様々だ。経済活動を伴いながら環境負荷の低減、自然環境の回復を目指す「ネイチャーポジティブ」という視点もあれば、産業や社会そのものの持続性を高める視点もある。さらに人権尊重、地域社会との共生、従業員のウェルビーイング向上など、サステナビリティという言葉が包含するものは非常に多岐にわたる。ビジネス実装を検討する上で、どのような切り口が最適か、頭を悩ませる担当者は多いはずだ。

 そこで今回は、サステナビリティのビジネス実装を体現する2つの企業に、それぞれの戦略やアプローチを聞いた。ぜひ貴社の取り組みのヒントにしてもらえれば幸いだ。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。