AIエージェントの登場に伴い、システム間の接続が複雑化

 AI活用の在り方が大きく変化している。チャットベースの指示に基づく情報検索・活用が中心だったフェーズを過ぎて、今や「AIエージェント」の活用が軸になりつつあるのだ。人の指示を待つことなく自律的に業務プロセスを遂行するほか、AIエージェント同士の連携によって、連続する業務を正確かつ迅速に進めることも可能になっている。

 これらの価値を引き出し、かつてない効率化と生産性向上を図るため、多くの企業・組織がAIエージェントのビジネス活用に着手している。ただ一方で、大きな成果を上げている日本企業はまだ少ないのが現状だ。PoCやパイロット活用である程度の成果を収めても、本格的な全社展開には至らないケースが珍しくないのである。

 原因はどこにあるのか。大きなものの1つが、「AI Connectivity(AIの接続性)」の問題だ。AIエージェントの数が増え、活用シーンも多様化する中では、AIエージェント同士の「つながり」をうまく構築・維持しなければ多くの成果を上げることは困難なのだ。

 そこで今回は、AIエージェントの価値を高める高度なAI Connectivityの実現方法と、必要な仕組みについて考える。次ページで詳しく見ていこう。

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