クラウド化の第一歩であるLift and Shiftが簡単に

 日本IBMが2020年10月31日からIBM Power Systemsのクラウド版である「IBM Power Systems Virtual Server」の日本国内での提供を開始した。すでに2019年から米国でサービス提供が開始されているが、日本国内のIBM Power Systemsユーザーにとっては大きな朗報だろう。サービスの提供は今のところ東京リージョンだけだが、2021年3月には大阪リージョンでのサービス提供開始が予定されている。

 IBM Power Systems Virtual Serverは、IBM Cloudのサービスの一つとして提供される。 IBM Cloud上にPower VMによる仮想化で設けた専用区画を利用する形で提供され、その仕様はオンプレミスのPower Systemsと同じだ。

 多くの企業ではこれまで培った既存システムやデータがあり、それらを生かしながら段階的にクラウド化を進めている。IBM Power Systems Virtual Serverの登場により、IBM Power Systemsシステムも容易にクラウドへの旅路の一歩を踏み出せるようになったのだ。

 「最新バージョンのIBM iやAIXの環境をクラウド上に用意し、オンプレミスのIBM i やIBM AIX上で稼働する既存アプリケーションをLiftして、コンテナ化/マイクロサービス化の開発、ミドルウェアの最新化、オープンソースの取り込みによるアプリケーションの刷新が行えます。さらに、IBM Cloud上で提供されているIBM Watson APIやデータ分析などさまざまなクラウド・サービスとも容易に連携させることも可能です」と日本IBMのシステム事業本部 Hybrid Cloud推進担当部長の三ヶ尻裕貴子氏はクラウド対応のメリットを語る。

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